〜みんなの秘密基地をつくりたい〜

中野秘密基地・隊長兼親方山本真梨子です。
現在の肩書は、フォトグラファー、ビジネスブレークスルー大学大学生、
株式会社ワールドグループYADOYA GUESTHOUSE代表、
中野区観光協会常任理事、ライフタイムバックパッカー

東京の中野で2002年から、外国人のバックパッカーが泊まるゲストハウスを18年間経営。
世界を約50か国放浪の経験をもとに、たくさんのお客さんを中野にお迎えしていました。
2020年の4月末にゲストハウスを閉店。

当時コロナの影響で収入が全くなくなり、辛い心配な日々を送っていました。
そんな時、地域の仲間と一緒にコロナで大変な飲食店の支援活動を行い、
自分のことだけを心配するのではなく、
周囲の役に立ちながら前に進んでいくことの大切さを思い出しました。
その後、友人、地域の仲間、大学のクラスメートや先生、
多くの人たちに支えられながら、次に進む道を考えました。
そして外国人向けシェアハウスだった古民家を『秘密基地』にしたいと思い、
去年からコツコツDIYでリノベーションをしています。

秘密基地でチャレンジしたいこと。

それは秘密基地隊員と一緒に
「ワクワクする未来を創ること」です。

大切なことは、好奇心。

自分のお店をちょっとやってみたい、個展をやってみたい、
ゆるくお友だちをつくりたい、子どもも大人も一緒に遊びたい、
得意なことを教えてみたい、
ひとりではできないけど、秘密基地ならなんだかできちゃう。
失敗を恐れて何もしない、出る杭は打たれるから静かにする、
そんな以前の日本社会の常識を超えて、もっと先へ行きたい。
中野はサブカルの聖地でもあり、多様性のあふれる、ユニークな街です。
ここで好奇心を持つ仲間が交流することで、おもしろい未来をきっと創造できると信じています。
ひとつずつの出会いの大切さ

私の母親は長期間、入院していました。
ですが、母親の代わりに、世の中のことを教えてくれた人たちが家の外にたくさんいました。
不登校も経験している私がひきこもりのままにならず、不器用ながらも世の中で生きていられるのは、
環境のおかげ、出会ってくれた人たちのおかげだと、心から思っています。

多様な人たちが出会う素晴らしさ

海外から旅人を迎えるゲストハウスの経営で、地域の人たちも参加できるイベントの開催などを通じて、
たくさんの出会いに立ち会ってきました。国籍や身分、宗教の違いなど関係なく、
友人やパートナーができる環境は素晴らしいと感じました。

〜子ども、大人、身分など関係なく、人との繋がりが人を幸せにする〜

そんな想いが、このプロジェクトの根底にあります。